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夜が長い…一生、朝が来ないんじゃないかと思う夜。


 皆さん!毎日、育児お疲れ様です。


 毎日、どれくらい眠れていますか?続けて眠れた時間はどれくらいでしょうか?

3時間?5時間?1時間?

 本当に皆さんが一人ひとり違う様に、子どもも一人ひとり違います。よく寝てくれるけど、息をしているか心配で起きてしまうママや、全然寝てくれなくて、背中スイッチも激しくて、抱っこじゃないと泣いて起きてしまうから眠れていないママもいます。本当にママたちは頑張っていると思う。


 でも、夜中に赤ちゃんと1対1。日中もずっと一緒。夜はパパが居てくれるはずなのに、全く起きてもらえなくて、パパが隣に居るはずなのに、すごく遠い存在に思えて孤独感を感じてしまう場合もあります。夜は暗い中でもあり、眠れていないせいで、心もネガティブな方向へ引っ張られてしまいます。

 

 また、パパが起きないけど、ママは赤ちゃんが寝返ったり、毛布を蹴飛ばしただけで起きてしまいます。これにはきちんと理由があります。

 妊娠中はへその緒で繋がってお腹の中にいる赤ちゃんとは一心同体ですが、出産後のママの身体は別の1人の人間になって目の前にいる赤ちゃんに対して、「どうにか、この命を守らなければ」という本能が無意識に先に働きます。その為、自律神経系の中でも交感神経が優位の状態が続きます。つまり、ずっと戦闘態勢の状態です。夜間の就寝時も、眠っているけど眠りが浅い状態になる為、少しの変化にも気付くことが出来るのです。

 

 ただ、やはりこの状態が続くのはしんどいのです。人は眠れないと正常な判断が出来なくなっていきます。パパはママが壊れるまで放っておかないで下さい。週末のお休み前だけでも、交替したり、昼間ゆっくりママを寝かせてあげるなどしてあげて下さい。本当にダメだなとなる前に、周りに「助けて」と言えることが大事です。宿泊型の産後ケアも上手く利用しましょう。


 短い睡眠時間の中でも、【睡眠の質】が良ければ、少しは身体も心も楽になります。睡眠の質を上げる為のポイントを説明しましょう。

 1つ目は、20時以降は水以外の飲食は控えることです。母乳の授乳中の人は、夕方17時以降は特に砂糖が使用されたお菓子などは控えましょう。糖分の作用で母子共に睡眠の質が低下しますので、気を付けましょう。

 2つ目は、晩御飯に小麦製品は控え、良質なタンパク質を摂り入れることです。良質なタンパク質は睡眠に関するホルモンを作る為に必要な栄養素です。大豆製品である豆腐や納豆、高野豆腐などに加え、魚やお肉を積極的に摂り入れましょう。

 3つ目は、時間があったり、心に余裕が少しでもあれば、1種類につき30秒程度の時間を使いストレッチをやりましょう。この際に、呼吸を止めないこと、痛みがある位置よりも少し痛いかな、気持ち良い位置でキープして、ストレッチをしましょう。


 深い闇に飲み込まれそうになったら、是非試してみて下さいね。

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